さわだ先生の建築数字講座
第一回「決算書」について
新年度が始まりましたね。
お子様が新入学されたり、就職されたり新しい生活がスタートされたご家庭もあることかと存じます。
はじめまして、工務店専門の経営コンサルティング会社
株式会社タイムマネジメント代表取締役澤田智彦と申します。
この度は、株式会社アババイ様にご縁を頂戴し、コラムを掲載させて頂く運びとなりました。
このコラムでは、工務店にまつわる数字の話を書いていきますので、仕事の合間の気分転換に「ふ~ん」というくらいの軽い気持ちで読んで頂ければ幸いです。
記念すべき第1回のテーマは、「決算書」です☆
学生時代は学校で、自分の成績を数値化した「通知表」をもらいましたよね。
では、工務店を経営しているあなたがもらう「通知表」は?
そうです。
決算書です。
決算書とは一般的に、貸借対照表・損益計算書・完成工事原価報告書・株主資本等変動計算書・個別注記表・キャッシュフロー計算書などをいいます。
決算書を基に、金融機関は融資を決定し、取引先は値引き率を決定しています。
それだけ大事なものにも関わらず、読み方が分からないという経営者は少なくありません。
しかし、問題なのはそれだけではないのです。
実はこの決算書、プロにしかわかりませんが、経営者の性格が出ます♡
だから、厄介!
通知表のように、「5」「1」「3」「2」「4」となっていて、「授業中に隣の子と喋るなど、集中力がありません」など書いてあれば、誰でも見るだけで成績が良いのか、悪いのか、どういう性格な子なのかも分かります。
では、学校で言う平均点。工務店では一体…。性格はどこで分かるの?
そういう疑問にお答えするのが、弊社の工務店健康診断「ホームドクター」です。
どこが弱点か知ることができれば、成績を上げることは決して難しいことではありません。
ただ、やったことがないだけですから。
逆に今までやったことがなかったから、楽しくなってしまう。
それは、まさに昔やったファミコンのロールプレイングゲームのよう
「テレレレッテッテッテー♫ ○○はレベルが上がった。」
みなさん、やりましたよね☆
話がそれてしまいましたが、ちょっと取り組むだけで、一気にキャッシュを生み出すことができます。
そして、その場面、場面に立ち会ってきました。
つまり、決算書が読めない経営者はヤバイ!(良い意味ではありませんよ)
次回は、初心にかえって考えてみる「売上」って単価×数量でしょ!をお送りします。